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2話
投稿日:1073 6 9それから
「それいつ食べるの?今でしょ!!」『お風呂上りです』
なんてやりとりもしたからなおさらだ。
万事屋の中で私がアイスを買ったのを知っているのは、
銀ちゃんただ一人。
「だ、だからって俺を疑っちゃいかんよー、絵美。大好きな絵美のアイス食うわけないじゃん」
ハハハハっと笑う銀ちゃん。
必死になって隠そうとしているところは可愛いが、
バレバレだ。
この人絶対私のアイス食べてる。
『ぎーんーちゃーんー!!』
声を凄めて銀ちゃんのジャンプを取り上げる。
「いや、マジで!!食ってないってェェ!!」
『怒るよ』
「食べました」
くっそぉ...銀ちゃんめー...
やっぱ食べてたなぁ...