38φ
ミヤシタ…やはり偽名を使うのは何時も違和感を感じる。そんな事を彼女は考えていた。
自分の事はあまり好きではないが、やはり名前は捨てきれない…そんなところだろうか。
「ところで何か用でしょうか?」
チームの対応役であろう少女が彼女に聞いてくる。(まあ少女といっても極端に年が離れているというわけでは無いのだが)
「いや、どんな子達なのかなって思ってね」
本心ではあるが真実ではない。ただの顔合わせと言えばそうなのだが、いわゆる様子見だ。
今現在一番気になるのはついさっき彼女が話しかけるまで会話をしていた内容。興味深く、非常に楽しめそうな話。
二番目は彼らの行く末。結末。
三番目は…「あの子」と久しぶりに会えるかもしれない事。
「とりあえず部室に来てみたものの…顧問の先生は来てないんだね」
自称マインクラフター。戦闘、特にチビゾンビが嫌い… 最近いろんなジャンルのアニメや漫画などを見ます。 どうでもいいけど好きな銃は BAR...