余所事
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詰まらない人の仲間入りをして
もう何年経っただろう
目に動いた木々の色
明日の予定を追い掛けるだけで
寂しい、少しだけ
胸で枯れた花の数
沢山の命を袋詰めにして
何処まで持っていけば
眉をひそめた周りの奴等
期待した、仲間の姿
似た声にまた振り向いた
見覚えのない姿に
自棄になるだけ
馬鹿な事を言うな
なんて甘い唇に捻じ込んだ嘘
他愛もない
仕様もない
御決まりのパーティーで何回も騒いでも
何もない時間は変わりやしない
阿呆らしい