<大震災6年>育んだ家族の絆 子育て、父と手探り
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東日本大震災から6年。いろいろなものを失った、あの悲しみは一時も忘れることはない。でも、一歩前へ。それぞれの道を歩き出した。
翌日に控えた結婚式と、新しい命の誕生を心待ちにしていた一家の幸せを大津波がのみ込んだ。仙台市の員、鈴木美記さん(35)は、母ら3人を東日本大震災の津波で失い、一時、悲しみと不安のどん底に突き落とされた。けれど、生き残った父らが震災後生まれた娘2人の子育てを支えてくれる。「一人じゃない」。6年で家族の絆と周囲の友情は深まった。
11日、家族で市追悼式に参列した鈴木さんは「みんな元気だよ。なんでいてくれないの」と亡くなった3人に心の中で呼びかけた。夫淳さん(34)と父均さん(68)、長女乙蓮(おとは)ちゃん(5)、次女柚蓮(ゆずは)ちゃん(3)も一緒だ。
名無しさん