私と僕と 3
「あれ?貴音さんと遥さん?」
隣を歩いていた彼女、アヤノはつぶやいた。
「ねぇ、シンタロー、あれって遥さんと貴音さんだよね?」
おいコラ、人を指で差すなよ。
心の中でそう呟きながらも彼女が指を差した方へと向ける。…確かに あの二人に間違いない。
………が
「貴音さん…何やってるのかな?」
「俺に聞くな」
少し言いにくいが…あれだ、なぜかしら先輩のうちの一人、ツインテの貴音ががに股になり 頭を抱えてブンブン振り回している。
……あぁ、哀れな。ゲームのし過ぎでついに頭が狂ったな。
「……誰が狂ったですって?誰が?」
おっと考えが口に漏れていたらしい。
「あんた以外にこの場にいないだろ」
「…くっ!本っとに可愛く無いわね!!」
「それはどうも」
こっちは嬉しい限りだ。
シンアヤが大好きな時代遅れ野郎です笑笑 最近復活したばかりです。 [はまってる又は知ってる] 赤髪の白雪姫 地縛少年花子くん あの日見た...