私と僕と 5
「私達 二人とも傘を忘れたのよ」
「ご愁傷様でした。」
「ちょっと!シンタロー!?」
さっさと折り畳み傘を広げて帰ろうとする 私の敵をアヤノちゃんが慌てて呼び止める。
「…なんだよ」
「えっ…だって…貴音さん達はどうするの!?」
「知るか。職員室にでも言って 借りればいいだろ。」
ま~た 生意気なこと言って、本当に可愛いげのない奴!そんなんじゃいつまでたっても……………………ん?
「シンタロー、今なんて言った?」
いやいや、今はシンタローが腹立つとかどうでもいい。問題はアイツが今なんて言ったか。
「…は?」
「だから!あんた 今なんて言ったの!?」
「えっ…いやだから 職員室で借りればt」
『それだ!』
私とアヤノちゃんは同時に叫んでいた
シンアヤが大好きな時代遅れ野郎です笑笑 最近復活したばかりです。 [はまってる又は知ってる] 赤髪の白雪姫 地縛少年花子くん あの日見た...