第57夜
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ジュ「俺さ、親のこと全然覚えてねぇんだ。
お前は覚えてるか？」
アラ「…覚えていないよ。」
ジュ「そっか、じゃあ"一緒"だな！」
アラ「……！」
ジュ「俺さ、ちいせぇころはずっとアルサーメンに囲まれてたからさ、友達がいねぇんだ。でもな、ババアは俺のこと友達だって言ってたんだぜ
お前はどうだ、アラジン？」
アラ「いるかもしれない、僕を友達って言ってくれる人」
ジュ「ハハッ、そっか。なら"一緒"だな！」
アラ「…"一緒"……」
ジュ「お前にバルバッドで過去を見せられてから思ってたんだ。
俺がマギに生まれてなきゃ…もっと普通に生きれたかな…
そーゆーこと、ないか？アラジン？」
アラ「…ふふっ、あるさ。
"一緒"だね」
ジュ「俺たちさ、気が合うかもしれないぜ？だから
"一緒"に行こう」
アラ「…うん！そうだね、ありがとう」
