【史実ネタ注意!】※赤ワインです
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スーさん(典)は同君連合という形でしたが実質あんこ(丁)の手下でした。当時典は丁の統治に納得が行かず、民衆が反乱を起こしては丁軍に弾圧されていました。
1520年、丁王クリスチャン3世が典の貴族たちに伝令します。「これまでのいさかいを水に流して、王城食事会でもしようではないか」
典の貴族たちも弾圧され続けて財力も兵力も衰えていたため、早速仲直りのために丁王主催の食事会へ行くのですが…
突如城門が閉まり、典の貴族たちは拘束され、ストックホルムの断頭台の露へと消えました。総勢74名。これを「ストックホルムの血浴」といいます。丁王クリスチャン3世の罠により有力貴族を失い、力をなくしたスヴィーの反抗心は潰えたかのように思われましたが…
皮肉なことに、これが後にグスタフ=ヴァーサ(典の国父)を覚醒させ、独立戦争の火蓋を切って落とさせるのでした。