画像でつながるコミュニティ プリ画像

イ/ナズマ文庫

投稿日:
90 0 3 0

一之瀬が自分への想いを爆発させているなどとは露ほども知らず、星羅は肩を回した。
最近、一之瀬さんが真ちゃんに見える。
目の錯覚なんだよね。わかってるよ。でも、最近本気で真ちゃんを探している私がいる。
それもこれも、真ちゃんが電話に出てくれないからだ!
メールは返信してくれるっていうのに、なんで電話はだめなんだろう?
「星羅?」
はっとする。士郎くんの透き通るように白い腕が私の肩をつかんでいた。
「あ、あぁ、なんでも…」
「なんでもなくないよね?」
士郎くんに台詞を遮られ、先回りして言われた。
「いや、本当に大じょ…」
「なんでそうやって自己完結しようとするの?もっと、頼ってよ…」
そのあまりに悲しそうな声色に私は思わず顔を覗き込む。
「し、士郎くん?」
今度は士郎くんがはっとして、首を左右に振った。
「と、とにかく、今は半田くんの事は考えちゃだめ」

3
問題を報告
×
この画像を通報します。

ガイドライン違反の不適切内容(卑猥、個人情報掲載など)に対して行ってください。
通報内容は、運営事務局で確認いたします。

ガイドラインを確認したい方はこちら
画像の権利者および代理人の方はこちら

※1画像につき1人1回通報できます。
※いたずらや誹謗中傷を目的とした通報は、
ガイドライン違反としてペナルティとなる場合があります。

問題を報告
×
このコメントを通報します。

ガイドライン違反の不適切内容(卑猥、個人情報掲載など)に対して行ってください。
通報内容は、運営事務局で確認いたします。

ガイドラインを確認したい方はこちら

※1コメントにつき1人1回通報できます。
※いたずらや誹謗中傷を目的とした通報は、
ガイドライン違反としてペナルティとなる場合があります。