第17話
「…は?」
「もっかい言わせんのか!」
「いや、聞こえなかったんだけど…。」
速人くんは頭を掻いたりしてうつむいている。
「…そんな怒んないでよ…。」
「怒ってねーよ?
…2回言うのは恥ずいっつーか…。」
そんなこと言われたら余計気になる。
「なんて言ったの?」
「…今度は聞いとけよ?」
そう言って速人くんは顔を上げたが、
なぜか真っ赤で。
「…かわいーな。
…って言ったんだよ。」
…え?そんな人だった?
記憶の中で探すけど、
ここまで照れてる速人くんはいなくて戸惑う。
「…お前さ、綺麗になったよな。」
「…やめ、てよ。」
なんとかしてこの空気から逃げ出したくて
「…そういえば!
今日、なんか用でもあったの?」
なんて言う。
「…あ、話したいこと、あってさ。」
そんなこんなで私たちは近くのファミレスに入った。
¥♡FRIEND♡¥ シャカリキ皇子の姫サマ いつもありがとうっ ほんとに感謝してるよ! 加工もうまいし憧れます( ºωº ) これからもよろしくっ 仲...