ドＳの゛天然少女攻略法゛【115】
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─────…
パンっ
パンパンっ
パンパンパンパンパンっ
響く銃声。
鳴る度にドサドサと落ちる景品。
沖田と神楽は、射的の景品をほとんど落としてしまっていた。
それは、次第に人を呼び…今では完全な人だかりを作ってしまった。
「甘いな、チャイナ。つと取ったぜィ」
「甘いのはそっちネ!!私は４つアル!!」
「俺ァ５つ取りまさァ」
神楽は傘という銃を使っている、沖田はバズーカを使っている、そのお陰か二人ともほぼ100％景品に弾を当てている。
パンっ
とうとう、小さな景品は全て落としきってしまった。
「残るは…」
「くまのぬいぐるみネ…」
双方の弾の数は３つ。
神楽が撃つ。
当たるが落ちない。
沖田が撃つ。
当たるが、少しズレただけ。
神楽が撃つ。
大きくズレたが、落ちない。
─────…
