かずなりちゃんの本質はツンデレですよ

｢別の人でもよかった訳ですよ、ねぇ大野さん？｣
｢……｣
｢あれっ寝ちゃった？｣
｢寝てねえよ｣
｢あっ起きてた｣
｢そんなもんなのかよお前にとっての俺は｣
｢え、なんて？｣
｢触りたいなら他のやつ触れ｣
｢…大野さんヤキモチ？｣
｢はぁ？してるわけねぇだろ｣
｢嘘つき目が潤んでますよ｣
｢これはいつもだし｣
｢いつもより潤んでますよって｣
｢ほっとけ｣
｢ほっとく訳ないでしょこんな可愛い人｣
｢お、俺じゃなくてもいいくせに｣
｢触るのが？｣
｢…っ｣
｢嘘だよ、あんただけだよ、触らせていいのも俺だけだから｣
｢勝手に決めんなよぉ｣
｢あ、あんた笑った、やっぱ可愛いね、ホッとした？｣
｢！？わ、笑ってねぇし！｣
ホッとしたの否定しない大野←