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東方二次創作!
投稿日:135 0 5そして翌日早朝。お寺の鐘が始業の合図だ。
「授業に先立って、注意事項が一つあるんじゃ。この物語は東方Projectの二次創作で、オリジナル要素がテンコ盛りなんじゃよ。そういうのが駄目な人妖は、どうか読まんでくれんかのぅ」
「なんですか今のは?」
「一度やってみたかったんじゃよ」
五六の三十の文机に居並ぶ村の子供たち。
おタヌキ先生は蓮子とメリーを軽く紹介するが、二人とも上の空だった。視線釘付けだった。マミ姐の、ぬひひの意味が良く判った。
変わった子が一人居るのだ。
変わった子だ。なんたって、羽根が生えてる。
紋白蝶の羽根の形をしたシンプルな羽根なんだが、黒いのだ。ベルベット・ブラックだ。
ショートでシャギー入った髪は、旬の季節のピーマンそのものの艶やかなグリーンである。
どっからどう見たって、妖精そのものだ。
… どうして妖精が、お勉強してるの?