恋のフラグをたててみましょう
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「ご、ごめんね。痛く・・なかった？つい強くしちゃって・・・」テニス部レギュラーの彼にケガなどさせられるわけがない。２００人もいる部員の中でレギュラーを勝ち取るのが並大抵のことではないことぐらい、彼女もわかっている。なにより彼女の実力を認めてこんな立派なグラウンドをつくってくれたのは、そのテニス部の部長なのだ。
「まさかテニス部員のあなたに、ゴールキーパーをやってもらえるとは思わなかったわ。反射神経はいいし、それに・・・女の子相手でも容赦しないしね(笑)いいシュート練習にはなるんだけど・・・こんなことしてて跡部くんに怒られない？」
