藤北
投稿日:
1209
3
7
3
☆北山はうるさいと言われた事なんて気にも止めてないようで、その大きな目で何度かまばたきをした。
「先輩?」
腕の中で上目遣いで俺を見る北山を、不覚にも可愛いと思えてしまって。
いや、違う。
ずっと前から俺は、こいつの事が可愛くてしょうがなかったんだ。
「北山がうるせぇから…付き合ってやっても良い。」
「……―!」
北山の顔が、分かりやすく明るくなる。
「本当ですか?!」
「嘘でも良いのかよ。」
「嫌です!!」
北山が俺の顔を引き寄せ、キスをしてくる。
ムカつくけど、やっぱり好きだ、と思った。
―end――
完結に時間がかかり申し訳ありませんでした!
閲覧ありがとうございました!
仮名
仮名という者です。 〜好きなもの〜 BL、漫画、アニメ(ギャグマンガ日和、湯神くんには友達がいない、ハイキュー、斉木楠雄のΨ難、群青にサ...