カコ×サクラ×キルア 90
村のほとんどの人との会話を禁止され、関係を持つことを禁止され、ただ巫女として存在する。
自分は村のために何が出来るわけでも無いのに、ただ大きな期待だけを押し付けられている。
マリにとって巫女として崇められてきた27年間は閉塞感と息苦しさで満ちたものでした。
そんな生活の中、マリは私と所帯を持ち、ユズが産まれ、程なくしてサクラが産まれました。
真冬の夜、絶対に咲くはずのない桜の木が美しく咲き誇り、静寂の中を元気な赤ん坊の泣き声が響き渡りました。
サクラが生まれた瞬間、誰の目にも明らかに、本当の伝説の巫女がサクラであることが分かりました。
そうしてマリは閉塞感と息苦しさの27年間から解放されました。
しかし、それはマリの最愛の娘・サクラがマリの送ってきた苦しく悲しい役を背負う事を意味していました。
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