カコ×サクラ×キルア 91
そのためでしょう、マリはサクラが寂しい思いをすることが無いように一生懸命、愛情を注ぎながら育てました。
ユズ以上に、マリはサクラを可愛がってきました。
それはマリの意図したことではありません。
ただ、自分と同じ悲しみを味合わせまいと必死だっただけなのです。
しかし、サクラが生まれた当時、10歳だったユズにはそれを理解することは難しく、寂しい思いをさせてしましました。
今でこそ、ユズも所帯を持ち、サクラとも良好な関係を保てていますが、ほんの1年前まで、ユズは明らかにサクラを嫌っていました。
『あんたなんて…大っ嫌い…いなくなっちゃえばいいのに…!!』
一度、ユズがサクラにそう怒鳴ったことがあります。
そんなユズに、サクラは言いました。
『サクラはねねさまのこと、大好きなのです。だから、サクラは…ねねさまと一緒にいたいのです。』
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