僕のモノ 3
「…やはりナンパはいただけないな…」
「うぅ、ごめんっ!…でも私は征くんだけのものだって分かってるよ?」
「…」
急に黙ってしまった征くん。不思議に思って顔を見ようとすると、急にとんっと肩を押され、路地の壁に押し付けられた。
「せ、征くん…?」
「…」
黙って顎をくい、とあげられ、そして
((chu…
「〜〜っ///」
「…自覚できた?」
「うん…///」
顔を赤くして頷くと、征くんは満足そうに笑って、私を解放してくれた。征くんは色々とずるい……///
…しばらく歩いて私の家についた。
「今日は、ありがとう!あと…ごめんね…」
「謝らなくていい。…だが…」
征くんはそこで言葉を切り、じっと私を見つめた。そしていたずらっぽく笑うと、こう言った。
「…僕に、キスして?」
続く
無断転載ダメ、ゼッタイ。 ※今はほぼ浮上してません…※ 旦那 → 宮地清志 ♡ 付き合い記念日 → 2014/5/10 結婚記念日 → 2014/...