守らせろ 4
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「ハノ、俺の目を見ろ」((ドンッ
「…」
「おい…って…」
無理やりあげさせたハノの目は、微かに濡れていた。目が合った瞬間、ぽろり、と涙が零れた。
「…ハノ。さっきの奴らに、何された?」
「な、んにも…されてません…。」
「じゃあ、この涙はなんだよ。」
「っ…」
そう言うと、ハノは言葉に詰まってしまった。
そして、小さな声で、こう言った。
「清志先輩に、…近づかないで、って…」
「…俺に?」
こくん、と頷き、俺を見つめる。俺はといえば、全く話が見えて来ない。なんで俺なんだ?
「あの子達…きっと、清志先輩が、好き、なんですよ…グスッ」
「…だからってハノに文句つけやがったのか?」
続く
さらみゃー
無断転載ダメ、ゼッタイ。 ※今はほぼ浮上してません…※ 旦那 → 宮地清志 ♡ 付き合い記念日 → 2014/5/10 結婚記念日 → 2014/...