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「そろそろ、帰るな」
「途中まで送るよ…」
「おう!」
「裕也、また来いよ!」
「じゃーな!」
靴を履いてると、咲也が裕也に話しかけていた。
本当、仲良くなってよかった。
「咲也が裕也と仲良くなるなんて…」
「何?咲也って友達いないの?」
「いるよ!私の親友と仲良くなってくれたから…」
「はいはい」
ポンポンっと頭に手をのせた。
ヤバイ…顔が赤くなる。
裕也は何か話してるみたいだけど、全然話が聞こえない。
自分の心臓がドキドキしてるから…。
「聞いてる?」
顔が近くて、びっくりする。
「ごめん…何?」
「たくっ、明日の体育合同だから楽しみだなぁって話!」
私の気持ちに気づいてなくてよかった。
上を見ると夜空の星が、輝いていた。
春桜です♪ 投稿中の 泣き虫な私→優しい先輩へ よろしくお願いしますd( ̄  ̄) ・失恋しても好きだから ・kiss×kiss ・音恋 ・幼馴染...