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猫の杞憂 短編小説 長め 完結

投稿日:
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まるで、プロポーズ。
そんなつもりじゃなくてなんて言ったら負けだ。
恥ずかしさを堪えてじっと見つめ続ける。
その顔がふわりと微笑んだかと思うと
「ははっ!とります、とります。ぜひとらせてくださいっす。」
彼はいつもの元気な笑い方をした。
そんないつもの彼に安心して、泣きながら抱きつく。抱きしめ返してくれる彼が優しく温かくてまた涙が出た。

「…玲奈先輩」
「…なによ」
「…あの、ここ、図書室デシタ」
「………っ!?」

これからの周囲の反応を想像してまた泣きたくなる彼女を優しい瞳で笑う彼は柔らかに強く抱きしめた。

猫の杞憂 / 完結

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