*君月 314*
緊張で、キュッと上がった肩。
伏し目がちに 引いたアゴ。
傾く鼻先。
ヒロの唇は、私の唇を引き寄せ、フワッとすくい上げた。
キュンっ♡
はっきりと、そんな音が聞こえた。
ヒロの誘導が、私の唇を柔らかく変えていく、、、
「〇:すき…」
心が そう呟いた瞬間、、、
ピキーーーーーーーーンッ!!!
電流の様な、、
一本の長い針金の様なものが、、
頭の先から、足の指先へと身体を抜けていった。
ビックリして目を開くと、、
ヒロの瞳が、キラキラと透き通って見えて…
この世の中の、何よりも美しく感じた。
腕のアザに被さっていたヒロの手をどけると…
赤紫色に痛々しかったアザが、薄っすらとしたピンクに変わっていた。
少し動かしても、さっきの激痛は無かった。
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