Another face #10
10.
その扉が開いた先には会社から帰ってきただろう中島さんの姿。
中島「〇〇のお友達かな?」
中島さんは少し作ったようにも見える笑顔で涼介にそう問いかける
涼介「はい、今のところは。」
"今のところは" …?
すると意味深な言葉を中島さんに返し、涼介は私に"またな"と告げて家から出ていった
二人になった途端、中島さんと私の間に流れる沈黙 。
さすがの私でも気づく。いつもの中島さんとはどこか少し違うこと、
中島「ねえ〇〇、」
リビングに戻ると感情のない声で私の名前を呼ぶ中島さん
「は、はい…っ」
中島「いつも俺がいない時にこうやって家に男を連れ込んでるの?」
目の前にはいつもの優しくて穏やかな中島さんとは逆の人間が私を追い詰めてくる
有 岡 大 貴 く ん に 恋 を し ま し た .🖤 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ L e t ' s g e t p o p p ...