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携帯電話の電話帳から涼介を表示する。
あと1回画面に触れれば涼介に繋がる。
怖くて押せない…
「大丈夫。僕が隣にいるから…。」
優しい笑顔で侑李が頭をポンポンと撫でてくれた。
・
「これ言ったら涼介にすごく怒られるかもしれないけど、不安がってる柚梨ちゃんのために言うね。」
「ん…？」
・
「涼介はね、柚梨ちゃんが思ってる以上に柚梨ちゃんの事が大好きなんだよ。本気で柚梨ちゃんに惚れちゃってるの。だから安心してほしい…わかる…？」
・
聞いていて、すごく恥ずかしくて…すごく嬉しかった。
うじうじしてても何も始まらない。
・
「よし…。」
ﾌﾟﾙﾙﾙ … ﾌﾟﾙﾙﾙ … ﾌﾟﾙﾙ …ﾌﾟﾂ
『はい…』
「え…？」
涼介の声…じゃない…?!
・
空 彩 (🌷)
open ▽ ☁️ writing stories 🐟 my prince ▶▶ kei ino 🌷 my favorite ▷▷ sakurako ohara 🌀...
