Nakama Family's
投稿日:
487
0
35
0
「そんな顔してもダメ!はやく!」
私はそう言って望の顔を相手の方に向けさせた。
「んー、ごめんね?」
そう望が言うと女の子はすぐに立ち上がり
スキップして帰っていった。
「あーもー!望!?」
私は望に向かって怒ろうとしたが
望の凹んだ姿を見て私は怒ることができなかった。
「はあ…ただいま…」
「ハッピーバースデー!!!」
_パンッ!
一斉にクラッカーの音がした。
「まま!お誕生日おめでとう!」
そうぱぱがわたしに笑顔で言った。
「今日ね、幼稚園に呼び出されたんだよ?気持ちは嬉しいけどこんなことやってる場合じゃないからね?」
私はそう言ってため息をついた。