❸【塾長という人】
そしてお姫様気分で脳内メルヘンで純粋だった私は荒み、仲良くなった子を陰て悪口を言っているのではないかと疑ったりもしました。
それからというもの、私はかわい子ぶりっ子だと感じられそうな行動を全てやめて、ぎゃははと笑い(慣れない人には相変わらずお嬢様キャラになってしまうけど)ナルシストと言われたくなくて、褒められたら全力否定を心掛けるようになりました。
そんな訳で、褒められた後の対応に疲れた私は褒められるのが苦手になり、そのときも内心混乱しながら「そ、そうですか?」と無難に返したのでした。
でも今思えば、塾長は単に緊張していた私のためにお愛想で言ってみただけなのかもしません。
もしかしたら、本音で、私の考えすぎなのかもしれません。
こんな感じで、2年程たった今でも私には塾長の考えてることなんて全く読めないのです。
いつも飄々としていて、テキトーなのに人の心に鋭くて
❹に続く
加工再配布はコメントとありますが、しなくても大丈夫です! 片想い中なので、大半その気持ちをぶつけてみた画像です。 自己満足なので、...