#02
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『あるむが消える気がした…』
口数の足らない弱々しい声音から微かに感じる独占欲の文字
嬉しさから監禁されている状況すら普通だと感じてしまう
『義勇、大丈夫…私はずっと居るから…』
そう伝え肩をぐっともち、顔を覗き込む
暗がりの中のサファイアのような瞳が私だけを捉える
『あるむ…どこにも行かないでくれ…』
泣いてしまいそうな顔で伝える彼
私は何も言わずに頷く事しか出来なかった
それだけで私たちはずっと繋がってられるんだから
❦ℯꫛᎴ❧
Rowa
最後まで読んでいただければ有難いです 主に夢女子様に向けて文字を書いております Twitterに出没しがちです Twitterでは自分...