✩⁺˚黒ラノ65話˚⁺✩
蓮「尚、この事みんな知ってる?」
尚「菜々海と綾音とひよりは知ってる」
蓮「帝光は…?」
あたしが1番気になったこと
帝光のみんなに知られたらどんな顔をされるだろうか
赤司はあたしの過去を知ってる
でも赤司を巻き込みたくなかった
尚「知らないはずだよ。ひよりたちには口止めしてある」
蓮「アイツ等には言わないで」
尚「赤司には……?」
蓮「言わなくていい」
尚「でもっ…」
尚は腑に落ちない顔をしていた
赤司には言うべきだと思っているのだろう
でも………
蓮「大会前の大事な時期に迷惑かけたくない。それにアイツの関係することに赤司を巻き込みたくない」
あたしはどうなってもいい
でも赤司は、赤司に辛い思いはさせたくない
尚「……わかった」
蓮「ありがとう。なお」
尚「相談してよ、ひとりで悩まないでよ」
尚は優しい眼差しをしていた
☞next
はじめまして。ゆらです。 主に小説と黒ラノを書いていますが、イベント時などにラノリクの募集や加工画もやっています。 更新のペースは...