長編55

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あ、そっか。そうだよね、名前言わなきゃ…

ユ「あっ、えと、はい！ユラと申します！しばらくの間お世話になります！よろしくお願いします！！！」

がばっと深く頭を下げた。

シャ「おー！ユラ！改めてよろしくな！！」
「これから楽しもうな〜！」
「よっしゃ！初めての女の子だ！！」


…一応、歓迎していただいて、る？？のかな、これは。

そわそわと落ち着かない様子の私に、ベポは、

べ「ユラよかったね！みんなユラがこの船にいること喜んでるよ！」

そうニコニコと話してくれた。

ユ「ほんとに？嬉しい！！」
べ「ほんとほんと！じゃあ、飲もうか！」

そういうとベポはさっと立ち上がり、ジョッキを２つ持ってきた。
マンガの中で見た、あの木のジョッキを。

ふぉぉおぉおぉ！！！本物だ！！すごい！！

べ「はい、これユラの分ね！」
ユ「あ、ありがとう！」