すぐに
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放課後になった。
「澪乃、帰るぞ!」
そう言って私の手首を掴むのは、羽汰。
「何やってんだよー。」
呆れた顔でこっちを見てくる徹。
「そんな顔して見てないで、私のこと助けてよ!」
「澪乃は俺と帰るだろ?」
掴んでる手に力を入れる。
「澪乃、今日 松平くんと出かけるんでしょ?羽汰くん放してあげなよ!」
知華……
なんでよー
「放してよ!!」
でも、全然放してくれる感じがない。。
放してくれないと、松平くんが来ちゃうじゃないのーー!!
「みーおーのっ!」
きたっっっっっ!!
The Wanted
恋愛小説書いてます!読んでくれると嬉しいです。 今まで書いた恋愛小説↓ ・手の届かない放課後 ・ライオンな私とオオカミな彼 ・そばにい...