抱きしめて!
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《勉強しろ。》
その、想像すらできない真面目な言葉に息を吹き出し、そんなことをした私をクラスの人がみてきた。
咳払いをひとつして、朔弥にめぇーるを返そうとすると1人の男子が近づいてきた。
「ちょっといい?」
顔が赤い彼は、まるで私のことを好いてる様子。
……いやっ、好きなんだ。。
授業が始まりそうなのに私を呼ぶのは他の人が来ないようにとかのことかな?
でも、そんなの関係ない。
私は振るんだから。。
「胡桃さん、俺と……」
「すきじゃないから!」
彼の言葉を遮る私は周りから酷いといわれるだろう。
でも、期待させる方がひどくない?
だから、私はハッキリと伝えて彼をおいて教室へと戻る。
振り返らずに……
The Wanted
恋愛小説書いてます!読んでくれると嬉しいです。 今まで書いた恋愛小説↓ ・手の届かない放課後 ・ライオンな私とオオカミな彼 ・そばにい...