見えない光26
投稿日:
395
0
10
0
朝望っちはー?
その背中に声をかける。
答えは多分、オレの一番欲しいもの。
……なんて、外れてたら恥ずかしいな。
クルリと振り返った背中。
そこには、
見たこともないような、満面の笑顔。
……ホント、眩しいくらいっスよ。
目を細めながら、彼女の方へ走っていった。
「……じゃあ結局、如月はマネージャー続けるんだな」
「はい。色々とご迷惑をおかけしました」
笠松先輩にぺこりと頭を下げる。
「本当にいいのか?」
「いいんです。これが今、私にできる最良の事ですから」
名無しさん