LOVEスイッチ １

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今日、家に

私の初恋の人が

母の再婚相手と一緒に来た。



これから、好きな人と " 一緒に暮らせる "



馬鹿な私は、それがどういう事なのか、それがどんなに辛いことなのか知らずに
ワクワクした気持ちで、同居一発目の朝を迎えたのであった。




昨日、浮かれすぎて閉めるのを忘れたカーテンの隙間から、部屋に眩しいくらいの光が差し込み私の瞑った目を直撃した。


体を起こし、眠気眼のまま寝癖がついた頭を手で雑にとかし部屋のドアを開ける。

すると、ほぼ同時に開いた目の前のドアから、昨日家に来た私の初恋の人が同じような寝癖をつけ起きてすぐ着替えたのであろう、制服姿で立っていた。


○○「…ｯ!!///お、おはよう、ごｯございます//」


好きな人に気ゆるゆるな格好をした自分を見られた恥ずかしさと、彼の寝起きでも変わらないかっこよさにドキドキして、挨拶の声が裏返ってしまう。