89話
************
『あのさ、晋助』
高杉「なんだ?」
『どっか行こうよ』
もう夏休み三日前だ。
思い返してみればまだどこにも行ったことがない。
付き合っている二人としてはそろそろ寂しくなってくるころだ。
高杉「どこかってどこだよ」
『...あぁ......この時期は、お祭りとか?』
浴衣に夜店に花火...
神社の境内で駄弁る...
考えただけでもわくわくする。
『はぁー...楽しそう...』
来島「夏はお祭りっすよねー」
来島と紫苑はわいわい話していたが、
その時の男子たちといえば、
河上「これだから女子は」
武市「夏は浴衣美人が輝きますね」
などと、ぼやく。
ほぼ毎日、ほぼ22時に更新っっ!!! *連載中* 短編をちょくちょく出して行く予定です 最近はスランプ??というか全く妄想が働きません(...