95話
高杉「はぐれられると探すの面倒なんだよ...」
そう言いつつも、優しく引っ張ってくれていることはよくわかる。
『じゃ、離れないよ』
高杉「......」
でも何も言わずに引っ張られていくだけだと、気になる屋台を通り過ぎている。
さっきから。
チョコバナナとか金魚とか。
もういくつも過ぎてしまった。
そして何より、会話が少ない。
そこで紫苑は切り出した。
『晋助。浴衣似合ってるよ』
高杉「紫苑もな」
『あ、ありがとう』
生まれてこのかた、こんなに嬉しかったことはない。
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こんなことしてみたいなぁ←遠い目
ではまた明日!!!
ほぼ毎日、ほぼ22時に更新っっ!!! *連載中* 短編をちょくちょく出して行く予定です 最近はスランプ??というか全く妄想が働きません(...