108話
『そう言えば宿題は?』
高杉「......」
いきなり思い立ったことを言ってみる紫苑だったが、高杉の反応からすると、
『やってない......?』
高杉「......」
そうらしい。
表情こそ変えないがお見通しだった。
高杉「まぁ、そういうことだ」
『あれ、ちょっと...』
高杉「どうした」
高杉は何事もないかのように屋上へ続く階段を上っていく。
『戻んないの?』
高杉「今日授業ねぇし、行かねぇよ」
『あ、あぁ...』
じゃあな。
と高杉は言い置き、屋上へと消えた。
『......まぁ、いつも通り...』
今日からまたいつも通りの学校生活が始まる。
ほぼ毎日、ほぼ22時に更新っっ!!! *連載中* 短編をちょくちょく出して行く予定です 最近はスランプ??というか全く妄想が働きません(...