128話
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一時限目の数学。
黒板を写すことより、先生の話を聞くことより、
とにかくノートになんて書いて渡そうか考えることに集中していた。
数学教師の坂本は何やら雑談でもしているようなので、考える時間はたっぷりある。
のに、何も思い浮かばない。
『んー...』
土方「うるせーよ」
少し唸ってみたらとっさに土方が後ろを向く。
『今のうるさかった?』
土方「なんだろ...小金井のオーラがなんか...気になる」
『どゆこと...?』
聞けば、
≪どうしよう。困ったなぁ...全然いい考えが...≫
と言うようなオーラらしい。
そんなに具体的にオーラが分かるのかこの人は。
ほぼ毎日、ほぼ22時に更新っっ!!! *連載中* 短編をちょくちょく出して行く予定です 最近はスランプ??というか全く妄想が働きません(...