3話
『.........』
「あれ...そんなにアイス好きだった...?」
『......ッ...』
「えっ?えェェ!!?」
だんだん目の前がぼやけていく。
自分でもよくわからないが、頬を伝っているのは、
涙。
「お、おおい!!ごめん!!ホントごめんンン!!そんなにアイス好きだと思わなくて...!!」
『謝っても、アイスは...返ってこない...っ』
「.........」
涙で前も見えなくなりかけていた私だったが、
銀ちゃんが立ち上がったのがわかった。
「ごめんな、絵美...」
ゆっくりと近づいてきた銀ちゃんは私の涙を拭き取り、
そして抱きしめた。
「これで許してくれ...」
ほぼ毎日、ほぼ22時に更新っっ!!! *連載中* 短編をちょくちょく出して行く予定です 最近はスランプ??というか全く妄想が働きません(...