132話
土方「なんでそんなこと聞くんだ?」
『私さ...晋助と別れたの』
土方「は、はぁ!!?」
だから...、
ともう一度言おうとしたが、土方は軽く手を振って遮った。
なぜだろう。
さっきまでは高杉を思い出すだけで落ち込んでいたのに。
もう一度"別れた"と言おうとした自分の心境の変化が怖い。
土方「なんで別れたんだよ。昨日まであんな仲良かったじゃねぇか」
『いろいろあったの』
土方「いろいろねぇ...」
意味深な紫苑の言葉にうーん、と土方は唸る。
土方「理由教えてくれって言っても無理だよな」
苦笑いを浮かべながら言う。
その言葉に紫苑は
『言うつもり』
土方「マジか」
ほぼ毎日、ほぼ22時に更新っっ!!! *連載中* 短編をちょくちょく出して行く予定です 最近はスランプ??というか全く妄想が働きません(...