133話
話しながら廊下を歩いていた二人はいつかの掃除倉庫の陰にいた。
『別れたって言っても、まだ未練があるというか。未練しかないというか。
契約...?みたいなのが切れたというか』
その言葉を言った瞬間ピクリと土方の方が動く。
そして土方は紫苑の肩を掴んだ。
土方「お前らはそんな関係だったのか?契約なんてもんで結ばれてた関係だったのか?」
『そうじゃないけど...』
土方「そんな関係なら今すぐにでも高杉と小金井を引き離す」
土方の手にさらに力がこもった。
土方「まぁそんなことはできねぇけどよ。俺も互いに好きな奴らを引き剥がすほど鬼じゃねぇ」
『...痛い』
土方「あ、あぁ、すまん」
ほぼ毎日、ほぼ22時に更新っっ!!! *連載中* 短編をちょくちょく出して行く予定です 最近はスランプ??というか全く妄想が働きません(...