第155話 昇降口へ…
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絵「彪絆…」
彪「あ?」
柊「心配して待っててくれたのにその態度はないだろ」
絵「…ぐすっ」
彪「うっせぇな、俺帰るから」
そう言うと彪絆は
柊夜から鞄を奪うようにして持っていき
泣いているわたしを置いて
昇降口へと向かって行った
柊「辛いだろぉけど追っかけよ?」
絵「うん…ぐすっ」
彪絆はスタスタと歩いて行ったため
あっとゆう間に姿が見えなくなっていた
わたしは柊夜に手を引かれ
見えなくなった彪絆のあとを追っかけて
昇降口へと向かった
柊夜と一緒に頑張って階段を下りていると
それは突然目に入ってきた
涙で視界がぼやけていたが
はっきりとそれは見えた
倒れている…人の足が…