木兎×黒尾 #5
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黒尾)…誰だよ…
目尻を少し濡らしていた雫を指で拭い
玄関の扉を開く
黒尾)ど…なたです…!?
木兎)黒尾!!
黒尾)わっ…!?
扉を開けた瞬間に見慣れた白い髪と心地いい声が全身を包み込み拭った雫がこぼれそうにになる
黒尾)…なんで…
木兎)んー…その…さっき強く言っちゃったし…
黒尾)…
いつもならなにかと理由をつけて離れるのだが、頭がクラクラして力が出ない
木兎)…黒尾さん?やっぱお前今日おかしくない?
黒尾)…別になんもねぇよ
木兎)…っ…隠すなよ…!
その言葉に一瞬我に返り、離れようとする体を押し倒される
黒尾)!?…おいっ!!
木兎)俺お前の全部知りてぇの…教えてくれねぇなら
木兎)暴いてやる…っ!