りぼめる
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「しかし、1輪のバラしか送らないのはなかなかのキザだな」
「確かにこの1輪だけだとインパクトあるよね」
ケラケラと笑う○○をよそにディーノは慣れた手つきで運転をする。
ネオンの灯りが暗い車内を照らす。
「なあ○○」
「んー?」
「……………明日さ。」
「うん」
「お前のコンサート行けなくなった」
「ふーん………。仕事?」
「日本にな。リボーンに呼ばれて」
「リボーンさんに呼ばれたってことは………ツナくん絡みね。1回あってみたいなー………。ねぇ、ツナくんにコッチに呼んでよ」
シートに体を預けた○○がニヤニヤと笑いながらディーノを見つめる。
ディーノは苦笑いを浮かべながら「ツナがコッチきた時にお前いなかっただろ」と言われて○○は口を尖らせた。
続く
名無しさん