りぼめる
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「それがなにさ」
○○が首を傾げながら尋ねればディーノはじっと○○を見つめる。
「オレと付き合ってくれ。○○」
「はっ?」
「だから、婚約者のフリしてくれ」
「はっ?…………はっ?!」
驚く○○をよそにディーノはカリカリと資料に書き込みながら話を続ける。
「○○だって婚約したくないだろ?」
「まあ」
「そんな目的下の人間2人が目の前にいるんだ。ってなると……」
「婚約者のフリをしてそれから逃れると」
「そうだ」
ディーノの案の狙いは分かるが、自分とディーノを古くから知る人間を欺くことは厳しい。
「うまくいったとしてもリボーンさんを欺くのは難しいでしょ」
「リボーンに会う前には婚約の話が無くなるだろ。それまでな」
「うーん………」
続く
名無しさん