りぼめる
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ケロッとした顔でそう言われ○○はディーノをしばいてやろうかと思ったがぐっと堪え、睨むまでにとどめた。
「知らなかったわよ!母さんにフリフリの服を差し出された時に知ったわよ」
「偽ではあるが婚約者なんだから出るのは当たり前だろ?」
「お見合い断るよりめんどくさい」
ムスッと眉を寄せて不貞腐れる○○にディーノは苦笑いを浮かべて書類に目を通していく。
「まあ、よろしくな」
「こんなんになるならあんたの話乗るんじゃなかった」
そういえばディーノは苦笑いを浮かべた。するとディーノは書類をまとめて立ち上がり「買い物に行こう」と○○を見つめた。
○○はパチパチと目を瞬かせた
「は?買い物?」
「そう買い物」
続く
名無しさん