画像でつながるコミュニティ プリ画像

銀メル魂

投稿日:
307 0 3 0

だが、襖の向こうに人影が見え○○は立ち上がり襖を開ける。

少し冷たい風が肌を撫でる。フルリと震えた時、庭に誰か立っているのに気づき、○○は目を丸くした。


「銀時……」

月の光で銀色の髪がキラキラと輝いて、○○は目を細めた。○○は縁側に置いていた草履を履き銀時に近づいた。


「こんな時間に来るなんて…もう少し考えなさいよ」

「お前なら起きてると思って」

小さく笑う銀時を○○はどついた。「いっ!」と声をあげた銀時は頭を抑えながらしゃがみこんだ。


「笑ってんじゃねーよ。コノヤロー」

「何しやがる!」

「笑ったから」

「……てめぇ。」

「…行くの?」

不意にふった言葉に銀時は動きを止め、○○の顔を見ないまま「ああ」と答えた。
ふわりと風が吹いて、○○と銀時の髪が揺らいだ。


続く

3
問題を報告
×
この画像を通報します。

ガイドライン違反の不適切内容(卑猥、個人情報掲載など)に対して行ってください。
通報内容は、運営事務局で確認いたします。

ガイドラインを確認したい方はこちら
画像の権利者および代理人の方はこちら

※1画像につき1人1回通報できます。
※いたずらや誹謗中傷を目的とした通報は、
ガイドライン違反としてペナルティとなる場合があります。

問題を報告
×
このコメントを通報します。

ガイドライン違反の不適切内容(卑猥、個人情報掲載など)に対して行ってください。
通報内容は、運営事務局で確認いたします。

ガイドラインを確認したい方はこちら

※1コメントにつき1人1回通報できます。
※いたずらや誹謗中傷を目的とした通報は、
ガイドライン違反としてペナルティとなる場合があります。