Close yet far…2
何の悪戯なのか、私の隣に沢田その後ろに山本、と私たちの席が離れることはなかった。
ーちなみにこの頃には、沢田が私のことを「ゆうやちゃん」、私が沢田を「ツナ」と呼び、休み時間に勉強を教えるくらいには仲良くなっていたー(獄寺も相変わらず怖かった)
いつものように沢田に勉強を教えていると、視線を2つほど感じたので
(1つは間違いなく獄寺である)
気になって振り向いてみると、その視線の主は山本だった。
「どうしたの山本?」
「え、いや。2人とも仲いいなーと思って」
「あー、山本も混ざる?」
ただの冗談のつもりだった。だから、
「マジで?じゃあ、よろしくな!!」
と山本が言ったときは驚いた。
それから、私と山本の仲が深まるのは速かったように思える。
3へ⇒
続きが気になったり、面白いと思ったらポチお願いしますヽ(´ー`)ノ
行方不明になっていましたがようやく復活しました。 しばらくは夢小説メインで活動して、シリーズが完結し次第、夢小説のアルバムは削除しよ...