最期の笑顔なんてない7
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「じゃあ、約束して?
もう泣かないって、ご飯もしっかり食べるって」
「約束します。せやから、もう別れるなんて言わんいて…」
「…うん。言わないよ」
そう言って光を抱きしめた。肩が少し震えている。
ごめんね。光。
「大声出してすんません」
「ううん。私の方こそごめんね」
「…もう言わへんのやったらいいっすわ。
それと…あんたは俺が辛いだけかもしれん言うとったけど、俺も幸せやで?」
「っ。ありがとう」
「何泣いとるん?」
光の手が涙を拭ってくれた。少し触れた指さえも愛おしい。
「幸せすぎてさ。光、好きだよ」
「俺は小羽のこと愛しとる」
8→ お久しぶりです!
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ゆずゆ
行方不明になっていましたがようやく復活しました。 しばらくは夢小説メインで活動して、シリーズが完結し次第、夢小説のアルバムは削除しよ...