Close yet far…6
「山本君の結婚したい人と付き合いたい人がさ、ゆうやだったんだよ!!」
正直驚いた。
けれど
「どうせ他に書く人がいなかったから私の名前を書いただけでしょ」
そうに決まっている。
私と山本はあくまで“オトモダチ”だ。
「えー、わかんないよー!
だってあれも絶対山本君じゃん!」
そう言われると返す言葉が見つからなかった。
1月終わりのことだ
先生が1枚の色紙に生徒の名前を1人ずつ書いて回し、クラス皆でその人の印象を書くというゲームをしたのだ。
「ゆうやちゃんのコメントどれー?」
「「ダメツナって言われてるけど、やる時はやる人。
最近、山本の腹黒がうつってる気がする」ツナのはー?」
「俺、腹黒くないよ!?
えっとねー「話しやすくて、いつもみんなに対する声かけが良い」だよ」
「照れるー(笑)」
7へ⇒
続きが気になったり、面白いと思ったらポチお願いします❀
行方不明になっていましたがようやく復活しました。 しばらくは夢小説メインで活動して、シリーズが完結し次第、夢小説のアルバムは削除しよ...