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(陽葵)
羽陽君…
羽「おいで」
優しい笑顔でそう言われた
でも…
足が動かない
羽陽君…怪我してるのに
また殴られたりなんかしたら…
そう思うと怖くて、動けない
紫「陽葵…わかってるよな?」
紫苑に耳元で言われた
陽「帰って」
羽「え…?」
陽「帰って!」
嘘
ほんとは帰ってほしくない
俯いていると紫苑に顎を持ち上げられた
無理矢理キスされる
陽「やめて…っ」
羽「やめろ!」
紫「こいつは諦めろ」
羽「惚れた女簡単に手放すわけねぇだろ」
そう言った羽陽君は
優しく微笑んでいた